アメリカ流の靴磨きに魅せられて

大阪靴磨き職人 独立→アメリカ修行

US style shoeshineとは?日本の靴磨きとの違い。

アメリカ流の靴磨きってどんなんかっていうと。

 

元々昔はワックスポリッシュ、油性靴クリーム。これを全体的に塗って擦り込む、仕上げに水少し付けて磨き込む!

 

みたいな感じが主流。

 

 

 

そしてShoeShineGuildは

 

汚れ落とし軽め+水分&油分浸透たっぷり。

*(クリームぬりぬり+ブラッシング)を数セットした後に布で擦り込みと磨き込み(バフィング)

*ココにちょっとした技があります。油性クリームで仕上げるやり方もありますが乳化性のみで仕上げるのが主流。

 

 

 

ちなみに日本のスタイルは

 

汚れ落とししっかり

水分しっかりめ(この辺りに個人差あり)油分薄めでブラッシングして全体に馴染ませて乾拭き。

最後にしっかり時間をかけて鏡面磨き、少量の水で磨き上げる。

 

 

コレが主流かなと思います。

 

 

 

 

日本とアメリカ、靴磨きの仕上がりの違い

 

日本は鏡面が基本ですね。乳化性のクリームと油性のクリームを複合で使用して芯がある動かない部分はピカピカに仕上げます。

しばらくはワックス成分が残ったままなので基本的には次回磨く時に落としてから再度磨き直す必要があります。

あと個人のスキルが非常に高い、もしくは高いレベルを求められる。

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アメリカはお客さんの希望もソフトシャインが基本。乳化性の汚れ落としを使用して汚れ落としと同時に潤いを与え、乳化性のクリームの塗り重ねによって潤いの閉じ込めと艶を表現する仕上げ。

乳化性のクリームのみの仕上げの割には艶は全体的にしっかり出るが動く部分の負担はなく、塗り重ねている割には次回の汚れ落としも少なくても問題ない。

個々のレベル差が出にくいように構成されている。

バフィングという特徴的な技がある。

仕上がりまでの時間は短い。

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あくまで現時点の話でShine&co社長ケビンの話では変わっていきそうですが…

皆さんどちらがお好みでしょうか?

 

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